寒くなってまいりました。
季節の変わり目を気温の変化より実感します。
犬の体温調節うんぬんについて、少し書いてみます。
老犬は特にその辺りがあんまり上手くないようです。
すばるの経験と、自身で調べた内容をまとめました。
ウィンターシーズン直前、みなさんの参考になれば幸いです。
犬は寒さに強い訳ではない
表題に対する答えとしては「寒さに強い訳ではない」のかなと思います。
犬は汗腺がなく汗をかかないので、暑い時はハァハァと舌で体温を下げようとします。
“暑さに弱い” のは確かにそうなんですが、それが寒さに強い根拠にはなりません。
「甘いの好きじゃないけど、辛いのはもっと苦手」みたいな事、ありますからね。
すばるは良く日向ぼっこしてますよ。
調べた傾向としては、小さい犬や老犬に寒がりな犬が多いと知りました。
そして体毛の種類を理由に、犬種で対応力に差がある事がわかりました。
細かく分けると毛の長さなんかも絡んでくるので、ここではざっくりと…。
すばるは「トイプードルとマルチーズのミックスで、小さめのシニア犬」ですから
寒さ界隈では超弱小の逆エリートですね。
うるせーよ。
うちのすばると寒さ
少し以前の画像があったので、すばると寒さを振り返ってみます。
数年前に雪の中を散歩した際に撮ったものです。
暖かく身支度してから、万全と思って出発したところ…、全然進まない。
もともと散歩自体は好きな方なんで、もっと喜ぶと思ったんですけど。
ゆっくり促してみると少しづつ歩き始めましたが、リードに嫌々感が伝わってきます。
いつものグイグイ引っ掛かるような手応えがありません。ちめたい?
(後で気付きましたが、素足だから “万全” ではなかった)…ごめん。
肉球チョクですよ。全く…
そこからわずか1~2分だったかな、泣きが入り散歩終了。
クリンチされて動けなくなったので、抱えて帰りました。
すばるが寒さに弱い事は良く分かりました。
では、なぜ私は雪の中散歩に出かけたのでしょうか?
あの歌のせいですよ。
あの歌が誤解を生む?
恐らくみなさんご存じのこのフレーズに、多くの犬がやられています。
ずっと純粋に刷り込まれたまま、疑いませんでしたよ。チクショウ!
でも冗談抜きに私より目上の方など、そう思っている方も多いのでは。
…教科書載ってなかったっけ?
当時は国内の犬種がまだ少なく、ホントにそうだったのかも知れません。
南極観測隊タロ・ジロのような、強い犬の記憶もイメージを支えていたのかな?
何れにせよ、常に頭の中をアップデートしないといけないですね。
これ自分への戒めなんですが、“以前の常識が非常識”ってけっこうあります。
例えば「部活中は水飲むな」みたいな当時の常識、現在ありえないとか。
せっかく簡単に情報を得られる社会ですから、最新情報に更新していかないと。
あー、時代のせいにしてるー。笑
犬と寒さについてのまとめ
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