ドライフードにトッピングをしてあげると喜んで食べる犬も多いと思います。
しかし獣医師の先生方はトッピングを推奨しません。
これはどうしてでしょうか。
犬のトッピングご飯について掘り下げてみたいと思います。
みなさんの参考にして下さい。
トッピングはおすすめしません
先に書くと私有吉もトッピングを良くないと考えています。
まずはその理由を列挙してみます。
偏食の原因になる
人間は食べ物を残さず食べるよう意識出来ますが、犬にそこまでの高尚な考えはありません。
食べたい物を優先して上限に達したら食べるのを止めます。
「食べたい物を食べる。」
養命酒のCMみたいだな…
好きな物ばかり食べるのも健康法の1つかもしれません。しかし栄養バランスは犠牲になってしまいます。
環境適応力が弱る
現在日本列島は様々な災害がおきてます。環境が急に変わる事もあるかも知れません。
獣医師の先生に聞いた話を紹介しますが
「トッピング出来ない環境(避難所等)で食べてくれなくて困ってる飼主も多い」との事。
被災しなくてもトッピング出来ない状況は起こり得ます。
飼主側の病気など、未来永劫トッピングを続けられる保証はありません。
全くありえない事に備えるのはどうかと思いますがこのぐらいは想定するべきと考えます。
人間と犬で違う
飼主は人間ベースで物事を考えるのが自然な事と思います。
しかし人間にはOKでも動物にはNGな食材があります。
昔の犬は人間と同じ物を普通に与えていましたが寿命は今より短かったです。
知らず知らずのうちに飼い犬の寿命を縮めているかも知れません。
犬の栄養士さんとかなら
分かってるでしょうけど。
犬の栄養士以外の大半は“人間基準”で考えてる可能性が高いです。
ちなみに有吉の実家ではブドウを皮ごと与えようとしてました。死んじゃう。
↓NGフード関連記事です
トッピングする理由は?
良くない理由をここまで書きましたが、トッピングする飼主さんの理由も拾い上げます。
フードを食べない
元々フードの食付きが悪い犬にトッピングしてあげる飼主さんは多いです。そこにある「食べやすくするから完食してほしい」という願いは切実です。
しかし前述したとおり食べたい物を優先する犬が殆どでありトッピングだけを食べてフードを残す状況になりがちです。
本末転倒じゃん。
現在のフードは昔より考えられている総合食なので栄養は【トッピング<フード】です。
栄養を補足するためのサプリだとしても、まずはフードありき。
食べない犬には“フード変更”も有効です。臭いが変わればあっさり食べる犬もいます。
それでも食べない美食家でも、ほっとけばいつか食べます。
獣医師の先生曰く「1週間食べなくても死にません」ので2~3日はまず平気です。
美味い物を与えたい
ここはさまざまな価値観がありますので否定はしません。
「太く短く生かしてやりたい」という飼主さんもいるかも知れない。
ひとつあげるならば、犬と人間では味覚が違います。
犬の味覚は人間の5分の1と言われています。
それぐらいの味覚なら“長生きを優先させたい”と私は思いますね。
それも飼主のエゴと言われればそれまでですが。
水分を与えたい
ドライフードの弱点に“水分の不足しやすさ”がありますが、それをトッピングで補いたいという意見があります。確かに水分不足は健康にも良くありません。
ここまで挙げたような懸念がなければトッピングでも良いと思いますが、総合面で有吉はスープをおすすめします。
フードを先に優先させて
食後にスープがおすすめ。
スープはあくまで水分。食事の栄養が最優先ですからね。
下記はスープの参考記事になります。
トッピングの良い点は?
ここまで否定的な意見を多く書き連ねてきましたが“功罪”だから良いところも書いておきたい。しかし有吉には良いところが一つも見つけられませんでした。
手作りが一番いいじゃない?
人間基準で根拠弱いな…
うちはトッピング大好き~
おかげで長生きしてるわ♪
実はもっと長生き出来る
かも知れないんですよ?
理屈屋の有吉ですが、答えありきの考え方ではありません。
ホントに良い点を知る事が出来た際は記事を書き直しますね。
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