犬に悪影響があるので止めるべき芸

老犬 ケア
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犬に芸を教えて、マスターしてくれるとうれしいですよね。
コミュニケーションにも、グッと距離が近づく感じがして良いと思います。

有吉

すばるにもいろいろ教えたな…。

しかし、個々の状況により止めた方が良い芸も中にはあります。

本日は有吉とすばるの経験を元にお伝えします。
(性格や骨格など、全ての犬には当てはまらないかも知れません)

芸でジワジワと消耗してる事もあります

ある日の朝、すばるがお座りのまま固まってた時がありました。
細かく震え、抱えると悲鳴をあげ、どこか痛いのか怯えてる感じです。
すぐにクレートに入れて病院に連れて行きました。

先生には昨日まで何ともなかった事を伝えました。
診てもらうとすぐに背中から腰にかけて異変があるとの事です。

特に腰を中心に痛がっていますが、心当たりないですか?

有吉

わかりません…。

こうなった原因はわかりませんが、ギックリ腰のような症状らしいです。
痛み止めと薬でしばらく様子をみる事になりました。

痛み止めが効いても遊ばせないで下さい。とにかく安静に。

帰宅する頃には痛み止めも効いてきたのか、元気になってきました。

少し安心したせいか、腰を痛めた理由、ふっと思い当たりました。
たぶん日頃から “バーン” と転がらせていたのが良くなかったと思います。

有吉

バーンは撃たれて死んだふりの芸。
コレです↓

その日から我が家はバーン禁止になりました。
慢性的に消耗してたのか、その後も同じ所を痛めやすい体質に

反省を元に、なぜこうなったかもこの後軽くまとめてみます

犬のハートは高校球児?

基本彼らは、“やがて来る将来”の事まで考えていないんですよね。
目の前のミッションを達成する事に、血眼になって真剣に取り組んでいます。
それゆえに「ここで燃え尽きても良い」みたいな思い込みをする事があります。

有吉

また、その一生懸命さが胸を打つんですよ。

すばる

(ご褒美が貰えそうなので)監督について行きますッ!

有吉

フフ、やる気だな♪

飼主側でも煽ってる?

自分も心当たりありますが、飼主も鼻高々になっちゃうんですよね。
そういえば、私が子供の頃、ちょっとした一発芸を頑張って覚えたんですが
母親に「アレやって見せてあげて」と会う人会う人に披露させられた記憶あり。

有吉

思わず自慢したくなる誇らしさ?

すばる

監督、肩も腰も消耗品なんすよ…ハァハァ!

有吉

彼はもっと上に行くべき存在だ♪

見て貰いたくなる芸は危険?

目を引く事が出来るようになると、誰かに見て貰いたくなりませんか?
でも、みんなが出来ない事が出来るとなると、無理が生じてる可能性もあります。
大食い選手権とか、世界ビックリ人間とか、イメージ伝わりますでしょうか?

有吉

すごいじゃん!もうちょい頑張れそう?

すばる

みんな喜んでくれるから、つい張り切っちゃいますよね!

下記は具体的な無理が生じている例。一緒に考えてみて下さい。

例1)とても咥えられないような大きいボールをキャッチ。
例2)ヨシと言うまでいつまでも脚をあげてチンチンさせる。
例3)高さのあるソファやベッドを何度も乗り降りジャンプ。

例1)口/顎 例2)腰/背骨 例3)関節/腱

普段しないような行動や体勢は基本アウトですかね。
リアクション芸人じゃない限り、そこまで周りを盛り上げる必要も無いですし。

まとめ。私達が未来を守ってあげよう

彼らは期待に応えようと一生懸命に体を張ってくれます。
保護者の私たちが、正しく柔軟な判断をしてセーブしてあげましょう。
「いぬのきもち」に載ってる芸でも、必ず安全ではありません。
(有吉はバーンをそこから覚え、安易に仕込み反省してます)
昔に比べて犬の寿命も延びています。
せっかくの寿命を縮める事が無いように指導をして行きましょう!

【犬に悪影響があるので止めるべき芸】でした。

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